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川崎FでインカレMVP「守田100%」が新境地「笑ってもらえてよかった」

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MF守田英正が川崎Fの新体制発表会に出席

 流通経済大から加入したMF守田英正川崎フロンターレの新体制発表会に出席した。12月には全日本大学選手権(インカレ)制覇の原動力となり、大会MVPを獲得。「井の中の蛙だったけど、大学4年時の1年間は自信になった」と実績を積み、プロ生活のスタートを切った。

 キャンプ4日目の15日、MF田坂祐介が自身のツイッター(@yusuke_tasaka)で、お笑い芸人アキラ100%を真似た“全裸にお盆”姿の守田が映った写真を投稿し、「守田100%」と紹介。これを受け、新体制発表会では「流通経済大学からきた守田100%です」と思い切りよく挨拶し、1808人のサポーターを沸かせた。「大学ではキングのような感じだったので体を張ったことはなかったけど、やってみたら面白かった。笑ってもらえてよかった」と新境地を切り開いた。
 
 ボランチをはじめ、センターバック、サイドバックと複数のポジションをこなすユーティリティー性が特長。元々は攻撃の選手だったが、流経大で初めて後ろのポジションを経験し、徐々に「守備の方ができるんじゃないか」と意識が変化。大学4年時には「攻撃の選手という自覚は自分の中でなくなった」という。勝負したいポジションは「強いて言えばボランチ」。寄せの速さ、球際の強さを生かし、攻撃の芽を潰す献身的なプレーでチームに貢献する。

 一次キャンプを終え、「足元の部分はまだまだ」と課題が浮き彫りになった一方、「守備のところ、ボール奪取力は通用する」と手応えもつかんだ。「自分がボールを奪って攻撃の起点になるのが目指すべきところ」と、フロンターレで持ち味を発揮するイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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