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激闘制したミラン、ケシエ2発で逆転勝利!ガットゥーゾ体制初のリーグ戦2連勝

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ミランが逆転勝利を収めた

[1.21 セリエA第21節 カリアリ1-2ミラン]

 セリエAは21日に第21節を行い、ミランは敵地でカリアリと対戦し、2ー1で勝利。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督就任後初のリーグ戦2連勝とした。

 約2週間のウィンターブレイクを挟んでリーグ戦が再開。6日の前節・クロトーネ戦を1-0で勝利しているミランは、4-3-3の布陣でGKジャンルイジ・ドンナルンマ、DFリカルド・ロドリゲス、DFアレッシオ・ロマニョーリ、DFレオナルド・ボヌッチ、DFダビデ・カラブリアを最終ラインに敷く。中盤にはMFジャコモ・ボナベントゥーラ、MFルーカス・ビリア、MFフランク・ケシエ、最前線にはMFハカン・チャルハノール、MFスソ、FWニコラ・カリニッチを配置した。

 前半8分、カリアリが先制に成功する。左サイドのMFニコロ・バレッラがそのままPA内に進入し、ワンタッチで切り返すと右足を一閃。ドンナルンマが横っ飛びで触れるも防ぐことができず、ゴール右隅に突き刺さった。しかし、先手を打って勢いに乗りたいカリアリだが、同18分にはFWマルコ・サウが負傷してFWディエゴ・ファリアスに交代するというアクシデントも発生。すると、ミランが反撃のチャンスを掴む。

 前半34分、ミランはカリニッチがゴール前で倒されてPKを獲得。キッカーのケシエは冷静にゴール右に蹴り込んで1-1と同点に持ち込んだ。同42分には、PA手前のカラブリアのシュートが相手選手に当たり、ディフレクトしたボールはゴール前のカリニッチのもとへ。冷静に軽く落としたところをケシエが左足で押し込み、2-1と逆転に成功した。

 後半は両者ともに激しい攻防が繰り広げられるが、得点にはつながらず。ミランは後半35分、カリアリのMFパオロ・ファラーゴに翻弄されたR・ロドリゲスがこの試合2回目の警告を受けて退場処分に。しかしカリアリも同43分、先制点を決めたバレッラが2回目の警告を受けて同じく退場処分となった。

 互いに退場者を出した死闘は2-1でミランが勝利。直近3試合を2勝1分として順位を11位から7位に上げた。28日の次節、そして31日のコッパ・イタリア準決勝ではラツィオとの連戦になる。

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