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初先発で活躍の原口元気、2部のレベルに驚き「簡単な相手が存在しないことがハッキリした」

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MF原口元気が手応えを語る

 レンタルでデュッセルドルフに加わった日本代表MFの原口元気は、先発デビューを果たしたカイザースラウテルン戦でいきなり1ゴール1アシストと活躍。自身のパフォーマンスを喜ぶとともに、2部での戦いの難しさを口にした。

 27日に行われたブンデスリーガ2部第20節のカイザースラウテルン戦で原口は最前線でプレー。後半には自ら得たPKを決めると、終盤にはチーム3点目をアシストし、逆転勝利に大きく貢献した。

 ドイツ紙『エクスプレス』が伝えたコメントでは、原口は「今日勝てたことをとてもうれしく思います!もちろんフォルトゥナのための初ゴールや初アシストにも喜んでいますよ」と満足気に語っている。

 一方、首位を争うデュッセルドルフの相手だったのは最下位に低迷中のカイザースラウテルン。相手GKが退場となったPKを獲得するまで、力の差はそれほどなかったことが原口の印象に残ったようだ。

「この試合でハッキリしたのは、2部には簡単な相手が一つも存在しないということです。カイザースラウテルン戦でそれが明確に示されたと思います」

 それでも原口が目指すのは、チームの1部昇格のみ。「僕たちには大きな目標があり、それに向けてチームとともにハードワークを続けていくのみです」と意気込みを示した。

 一方、デュッセルドルフ率いるフリードヘルム・フンケル監督は『ライニシェ・ポスト』で「ゲンキは天からの贈り物」と原口を絶賛。「ほぼブレーメンに加わるところだったのでね。彼に足りないのは出場機会。それを得た上でフレッシュな状態を維持できれば、我々にとってとても貴重な存在になるだろう」と絶大な期待を示唆した。

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