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C大阪、実績十分のコリアンFWが新風「自信がありますかと聞かれれば…」

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競り合いに強さを見せるFWヤン・ドンヒョン

 実績十分のコリアンストライカーが、セレッソ大阪に新風を吹かせようとしている。

 31歳FWヤン・ドンヒョンは後半開始からFW柿谷曜一朗に代わって出場すると、同6分にPKに繋がるファウルはおかしたが、同33分に汚名返上とばかりのスルーパスでMF高木俊幸のゴールをアシストを記録。「やっと45分出たところ」と得た手ごたえへの明言は避けたが、「でも自信がありますかと聞かれれば、自信は持たないといけない」とニヤリとした。

 韓国代表としてはこれまで2試合しか出場していない選手だが、Kリーグではこれまで236試合に出場して69得点を記録。昨年はキャリアハイとなる得点ランキング2位の19ゴールを記録するなど、近年の活躍は目覚ましいものがある。

「川崎という素晴らしいチームとやったことで、Jリーグについても知ることが出来たと思う。守備から攻撃への切り替えが素晴らしかった。試合についてもどういった流れでいくかが分かったと思う」

「2トップで入ったときに(杉本)健勇選手とどういった距離感でやっていくのかを話し合いながらやった。短い時間ですべてが解決するわけではない。時間の経過をみていかないといけない」

「JリーグとKリーグではサッカーが違う。今日も守備のときにこのタイミングでぶつかってくるんじゃないかといいうところでぶつかってこない。でもしっかりボールは蹴りますね」

 まずは日本のサッカーの把握に重点を置いた背番号18。ただ今季、チームはACL制覇も目論む。来週早速戦う韓国での済州戦に向けても早速のキーマンとなりそうだ。

(取材・文 児玉幸洋)
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