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長谷部フル出場のフランクフルト、最下位ケルンに4発勝利!! 大迫、鎌田はベンチ外

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4-2で勝利したフランクフルト

[2.10 ブンデスリーガ第22節 フランクフルト4-2ケルン]

 ブンデスリーガは10日、第22節2日目を各地で行い、MF長谷部誠とFW鎌田大地所属のフランクフルトがFW大迫勇也ケルンに4-2で勝利した。長谷部はリベロの位置でフル出場。鎌田、大迫はメンバー外となり、日本人対決はならなかった。

 先にスコアを動かしたのはフランクフルトだった。前半16分、縦パスに抜け出したFWルカ・ヨビッチがPA内右寄りに走り込み、ダイレクトでゴール前にグラウンダークロス。ファーサイドのFWアンテ・レビッチがワンタッチで押し込み、1点リードとした。

 その後は最下位ケルンが立て続けにチャンスをつくる。ところが前半35分はMFミロシュ・ヨイッチ、同36分にはFWジョン・コルドバがフリーでシュートを放つも、いずれも長谷部がシュートブロックで立ちはだかり、同点ゴールを許さなかった。

 ケルンは前半アディショナルタイム1分、敵陣右サイドからのFKをDFヨナス・ヘクターが蹴り込むと、DFフレデリク・セーレンセンがヘッド。相手DFが触れたこぼれ球をセーレンセンがボレーで合わせたが、GKルーカス・フラデツキーが横っ飛びでセーブした。

 1点リードで後半を迎えたフランクフルトだったが11分、PAギリギリでボールを受けたFWシモン・テロッデを長谷部が倒してしまい、主審はファウルを宣告。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の審議の結果、PK判定が下され、キッカーのテロッデが落ち着いて決めて、試合は振り出しに戻った。

 ところが後半12分、勝てば2位浮上の可能性もあるフランクフルトはベンチスタートとなっていたエースFWセバスチャン・アレを投入し、勝ち越しを狙う。すると直後の同13分、敵陣左サイドでFKを獲得すると、MFマリウス・ボルフがゴール前へクロスを配給。ニアサイドでハイジャンプを見せたDFマルコ・ルスが頭で合わせ、すぐさま勝ち越しに成功した。

 さらにフランクフルトは後半19分、敵陣でのFKをボルフが蹴り込み、ニアサイドでルスがフリック。相手DFヨナス・ヘクターの足に当たったボールがゴールに向かい、GKティモ・ホルンが両手で阻んだが、ゴール前でDFシモン・ファレットがプッシュし、リードを2点に広げた。

 後半21分、フランクフルトはDFダニー・ダ・コスタのスルーパスに反応したボルフがPA内右から右足で叩き込み、スコアは4-1に。ところが同28分、ケルンはMFマルセル・リッセのFKをテロッデが頭で合わせ、1点を返した。その後はお互いにチャンスをつくれないままタイムアップのホイッスル。ケルンは12月13日のバイエルン戦(●0-1)以来、5試合ぶりの敗戦となった。

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