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ローマが敵地で先制も…ホームで強いシャフタールが後半2発でCL第1戦を逆転勝利

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シャフタールがホームで逆転勝利を収めた

[2.21 欧州CL決勝T1回戦第1戦 シャフタール2-1ローマ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、決勝トーナメント1回戦第1戦4日目を行った。シャフタール(ウクライナ)はホームでローマ(イタリア)と対戦し、2-1で勝利。第2戦は3月13日にローマのホームで行われる。

 グループリーグではマンチェスター・シティナポリといったクラブ相手にホーム全勝を収めて2位で突破したシャフタールが、得意の本拠地にグループ1位突破のローマを迎えて相まみえた。

 序盤から両者ともにチャンスをつくる激しい展開に。すると最初に均衡を破ったのはローマとなった。前半41分、PA手前でパスを受けたジェコがPA右へスルーパス。絶妙なタイミングで裏に抜け出したFWジェンギズ・ウンデルが左足で押し込んで先制に成功した。昨夏加入したウンデルは、直近のリーグ戦3試合で4ゴールと大ブレイク中。勢いそのままに欧州CLデビューとなったトルコ人FWは、20歳222日で自国最年少記録となる欧州CLでのゴールを決めた。

 前半押されたシャフタールだが、後半からグループリーグで発揮したホームでの強さを発揮。後半7分、後方からのロングボールで最終ラインを突破したFWファクンド・フェレイラがそのままPA左に進入し、切り返して右足シュートで同点弾を決める。また同26分、MFフレッジがPA右手前からのFKを左足で振り切り、クロスバー直撃の逆転弾を叩き込んだ。

 後半は勢いをものにしたシャフタールがそのままリードを保ち、2-1で勝利。前評判通りのホームでの強さを見せたシャフタールが第1戦で先勝した。前半の勢いを失ったローマは2失点での逆転負け。しかしアウェーゴールを手にしたことで、3月13日に行われるホームでの第2戦に望みをつないでいる。

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