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主役は全3得点に絡んだ憲剛!開幕BKBに安堵「結構プレッシャーなんですよ」

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MF中村憲剛が2年連続の開幕弾で歓喜の“BKB”

[2.25 J1第1節 磐田0-3川崎F エコパ]

 真っ先に確認したのはカメラの位置だった。川崎フロンターレMF中村憲剛が2年連続の開幕弾。チーム1号を決めた中村は得点後、「やべっちF.C.」(テレビ朝日系) で決まった今季の新パフォーマンス、お笑い芸人バイク川崎バイクの「BKBヒィーア!!」で喜びを爆発させた。

 昨季の開幕戦はサンシャイン池崎の絶叫ギャグ「ジャスティス!!」のパフォーマンスがDAZNに映らず、「昨年の反省を生かした」と試合前から確認していたDAZNカメラの前でゴールパフォーマンス。「めちゃくちゃホッとしてます。みんなに楽しみにしてるって言われ続けるから」と安堵の表情を見せた中村は「結構プレッシャーなんですよ」と明かした。

「今日に関しては先制点は喉から手が出るほど欲しかった」。前半24分、左後方からMFエドゥアルド・ネットが浮き球のパスを入れると、「マークがつかれていなかった」とDFの間にフリーで動き出した中村がヘッドで押し込んだ。「ヘディングはあまりしたことがないけど、当たってくれた」という先制ヘッド。「ヘディングの動きは相手も予想していなかったと思う。意外性も大事」と振り返った。

 これを皮切りに、チームは前半3ゴールと爆発。セットプレーからの2点はいずれも中村の正確な右足キックから生まれた。1ゴール2アシストと全得点に絡んだ37歳は「3点に絡むことはそんなにない。いいスタートを切れたかな」と手応えをつかんだ。

 ここまで公式戦3連敗と苦しんだフロンターレは待望の今季初白星。「気持ちが入っていたし、球際も良かった。こういう勝ち方をすると士気も上がる。勝たないと前に進めない」。昨季のJ王者が連覇に向け、スタートを切った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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