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マルセイユDF酒井宏樹が分析するパリSG戦の敗因は?「そんなにやられている感じもなかったけど…」

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パリSG戦に出場したDF酒井宏樹

 マルセイユDF酒井宏樹は、厳しい内容となったパリSG戦を振り返っている。

 リーグ・アン第27節でパリSGと対戦したマルセイユ。プライドをかけた戦いに負けられないマルセイユだったが、開始10分にキリアン・ムバッペにゴールを許すと、その後3失点。力の差を見せつけられて敗れた。酒井自身も、対峙したネイマールに苦しめられ、59分にピッチを後にしている。

 試合後、酒井は敗戦について「もちろん悔しい」とし、「もっとプレーしていたかった」と明かしている。

「(交代が)早かったので。悔しいというよりは、もっとやっていたかったです。前半結構やれて面白かったので。ボールも回るし、そんなにやられている感じもなかった。でも2-0(交代した時点で)、というのは…。フットボールの世界では結果が全てなので。3-0で負けたということは、僕らに3失点するだけの要因があったということ。個人的にはプレーはできていたと思いますが、結果は3-0のディフェンダーなので、課題はいっぱいあると思います」

「PSGくらいになると簡単に止められるような相手ではないので、その前の守備というのももちろん大事にはなってきますけど、3失点していたらそこの責任は僕ら守備陣が負わなくてはいけない。しっかり僕らが責任を負いながら、コミュニケーションを増やしていければと思います」

 そして、前半は「ボールを失うこともほとんどなかったし、プレッシャーをはがせていたので楽しかったですが、結果が出ないと……」とため息をついた酒井。10日間で4試合をこなす過密日程により疲れが溜まっていたと語っている。

 勝つためのゲームプランで臨んだと明かした酒井だが、10分の失点シーンが結果に直結してしまったと感じているようだ。

「勝つためには良い時間帯を過ごさないといけないので、ゲームプランが崩れるような早い時間での失点は難しいですよね。前半は抑えて、相手が焦れてくるところで駆け引きができていれば……。1-0になってしまうとホームの声援もありますし、難しい状況には追い込まれますよね」

「1点目もジョーダンのところだけじゃなくて(左SBのジョーダン・アマヴィがボールを失ったところをムバッペに拾われてゴールを決められた)、そこにいくまでに多くの要因がある。それはチームとしての課題ですし、見つめ直さないといけない。まだビデオを見ていないのでわからないですけど、それを見てからですね」

 パリSGに差をつけられて敗戦したマルセイユだが、両者は28日にクープ・ドゥ・フランスで再び相まみえる。

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