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小林悠が先制ヘッドで今季初ゴール!ハリルにアピールも「勝たせられなかった」

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FW小林悠が先制ヘッドで今季初ゴールを挙げた

[3.2 J1第2節 川崎F1-1湘南 等々力]

 川崎フロンターレFW小林悠が今季初ゴールを挙げた。スコアレスで迎えた後半11分、左サイド深い位置からMF家長昭博が左足クロス。「サイドから走り込んだジャンプには自信がある」とニアサイドに猛然と走り込み、先制ヘッドを叩き込んだ。

「ゴールに絡むプレーをしないと自分はピッチに立っている意味がないと思う」。昨シーズン、通算23ゴールで自身初の得点王に輝いた小林は「昨年、いっぱい点を取ったので周りはいろいろ言うけど、自分では特に(プレッシャーを)感じていなくて、チームが勝つことが一番大事。そのためのゴール、アシストだと思う」とフォザチームを強調した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督が視察に訪れたホーム開幕節で初得点。ロシアW杯日本代表メンバー入りへアピールに成功したが、「ゴールは決められたけど、まだまだ得点に絡むチャンスはたくさんあった」と満足せず。「チームを勝たせられなかった」と1-1に追いつかれた後、決勝点に絡むプレーができなかったことを悔やんだ。

個人としては悔いが残ったが、チームは昨季から続くリーグ戦無敗を17試合に伸ばし、クラブ新記録を打ち立てた。「勝ち点3を取りたかったけど、負けないことが大事だった」。開幕連勝とはならなかったが、「しっかり切り替えたい」と7日のACL第3節メルボルン・ビクトリー戦、10日の第3節G大阪戦に視線を向けた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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