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ネイマール離脱のパリSGは2発完封で6連勝、終盤にはバロンドーラーの18歳息子がデビュー

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FWティモシー・ウェアの父はバロンドーラーでもあり、そして現リベリア大統領でもあるジョージ・ウェア氏

[3.3 リーグ1第28節 トロワ0-2パリSG]

 リーグ1は3日に第28節を行い、パリSGは敵地でトロワと対戦し、2-0で勝利した。

 FWネイマールは2月25日のリーグ戦第27節で右足首捻挫および第5中足骨のヒビという重傷を負ってチームを離脱。6日はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント第2戦でレアル・マドリーとの大一番が控えているため、FWエディンソン・カバーニも温存という形でメンバーには入らず、最前線はMFクリストファー・ヌクンク、MFユリアン・ドラクスラー、MFアンヘル・ディ・マリアが3トップを組んだ。

 前半を0-0で折り返し、均衡が崩れたのは後半2分。パリSGはドラクスラーが相手のヘディングクリアをカットし、すかさずスルーパスを放つ。裏に抜けたディ・マリアが反応し、GKとの1対1をチップキックでかわしてゴールへと流し込んだ。

 パリSGは後半32分に追加点。PA右の手前からDFダニエウ・アウベスが浮き球パスをファーサイドに送ると、ヌクンクがPA左で収め、右足シュートをゴール右隅に突き刺した。2-0とリードを広げたパリSGは、同34分にFWティモシー・ウェアを投入。短い時間でもカウンターでチャンスをつくって存在感をアピールした。

 18歳のT・ウェアの父は、パリSGやミランで活躍し、95年にはアフリカ人として初のバロンドールにも輝いたジョージ・ウェア氏。驚異の身体能力から“リベリアの怪人”の異名を持つG・ウェアは現在リベリアの大統領となっているが、その息子が昨夏にパリSGとのプロ契約を果たしており、今節には待望のトップデビューとなった。

 試合は2-0で終了し、パリSGがリーグ戦6連勝で2位モナコとの勝ち点差14をキープしたまま首位を独走。エースであるネイマールを欠いた状態で、6日の欧州CLでレアルに挑む。

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