beacon

フル出場の酒井宏が2点目の起点に、地力の差見せたマルセイユはEL2回戦第1戦で先勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF酒井宏樹はフル出場

[3.8 EL決勝T2回戦第1戦 マルセイユ3-1ビルバオ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、決勝トーナメント2回戦第1戦を行った。日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユ(フランス)はホームでビルバオ(スペイン)と対戦し、3ー1で勝利。右SBで出場した酒井はフル出場した。第2戦は15日にビルバオの本拠地で行われる。

 8年ぶりにベスト16入りを果たしたマルセイユ。直近の公式戦で4試合白星なしの中、メンバーは主力を総動員し、酒井も主戦場である右SBで先発出場した。

 試合は開始早々に動く。マルセイユは前半1分、PA右に進入したMFフロリアン・トバンが左足インスイングのクロスを上げ、ファーサイドのMFルーカス・オカンポスが右足アウトサイドで技ありのワンタッチで流し込み、先制に成功する。

 前半14分には酒井が起点となり、マルセイユが追加点。右サイドを突破した酒井が右足クロスを上げるが、相手選手にブロックされる。しかしクリアされたボールは敵陣PA内に入り、FWディミトリ・パイェがボールを奪うと胸トラップから鋭い右足ボレーを放ち、ゴール右に突き刺した。2点リードしたマルセイユだが前半終了間際、DFアディル・ラミがPA内でのハンドを取られてPKを献上。相手にPKを決められ、前半を2-1で折り返す。

 嫌な形で前半を終えたマルセイユだが、勢いは止まらない。後半12分、パイェは右サイドを突破し、PA内を確認しつつ鋭い右足クロスを上げる。すると、素早く詰めたオカンポスが右足で合わせ、相手GKに阻まれるも、ボールはそのままゴール左に吸い込まれた。地力の差を見せたマルセイユが3-1でホームでの第1戦を勝利。15日に行われる敵地での第2戦に向けて弾みをつけた。

●海外組ガイド
●EL17-18特集

TOP