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C・ロナウド復活にジダン監督も安堵、「彼の調子が良い時はチームの調子も良い」

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ジネディーヌ・ジダン監督もホッとひと安心…

 ジネディーヌ・ジダン監督もご満悦だ。レアル・マドリーはリーガ第29節・ジローナ戦で6-3の勝利を収め、FWクリスティアーノ・ロナウドは圧巻の4得点でリーグ戦3連勝に貢献した。

 クラブ公式サイトによると、指揮官はエースに対し、「彼は自分たちにとってとても大事な選手。大事なエネルギー、ポジティブなエネルギーをグループに与えてくれる」と大絶賛。「彼はよくわかっているし、どこで少し休まないといけないかをわかっている。シーズン終盤にはいつも良いコンディションでいてくれる」と調子を取り戻してきていることに安堵を示した。

 C・ロナウドは序盤に遅れを取ったものの、今節の4ゴールで22得点目を記録。残り3得点で、25ゴールで得点ランク首位に位置するFWリオネル・メッシに追いつく。ジダン監督は「どうか追いつくことを願っている。彼にとってチームにとってとても大事なことだ。彼の調子が良い時はチームの調子も良い」とエースのさらなる活躍を望んでいる。

 待望のC・ロナウド復活の経緯については、「彼の志は日々の練習、試合でも凄いものだ。練習のPKをでも最大限の集中力を持って蹴る。その姿勢が他の選手と違いを作っている」と打ち明ける。「我々のチームにとってとても大事な選手だ。だが、チームメートも彼のことをたくさんサポートしている。カリム(ベンゼマ)とのプレーやルーカス・バスケスのゴールがそうだ」と周りの選手についても言及し、「今日、チームはスペクタクルなゴールを決めたが、それは全てチームの働きがあってのもの」とチームの勝利であることを強調した。

 2位アトレティコ・マドリーが今節敗れたため、3位レアルは勝ち点差を「4」に縮めた。「自分たちが目指しているのは今の流れを続けること。2位になることを狙っている」。ジダン監督は失いかけた自信を取り戻し、「ここ最近、チームは信頼を取り戻している。ここ最近のホームの試合でたくさんのゴールを決めている。シーズン序盤に足りなかったものだ」と語気を強める。「今、チームは好調だし、全員がポジティブな流れの中にいる。選手達のことを喜んでいる。何故なら、彼らは決して諦めない。この流れを自分たちは続けていく」と復調を喜びつつ、終盤でのさらなるブレイクに懸けている。

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