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初勝利千葉、大砲Jr高木が豪快ヘッド&1アシスト&PK獲得&“幻のゴール”の大暴れ「勝つことだけを考えた」

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移籍後初ゴールを決めたDF高木利弥

[3.21 J2第5節 千葉6-1讃岐 フクアリ]

 ジェフユナイテッド千葉のクラブ記録タイとなる6得点爆勝の口火を切ったのは、DF高木利弥の一撃だった。前半19分、ショートコーナーのリターンを受けたMF清武功暉のクロスに高木が飛び込む。「功暉くんからいいボールが来た。当てるだけだった」。現V・ファーレン長崎監督で“アジアの大砲”と呼ばれた父、高木琢也氏を彷彿させる豪快弾。サインプレーで生まれた得点で、「幅も広がってくるのかな」という、してやったりのゴールになった。

 前半7分には“幻のゴール”があった。ドリブルで持ち込んだ高木がミドルレンジから左足を振り抜くと、ボールはゴールネットに突き刺さる。しかしシュートコースにいたFWラリベイが関与していたとして、オフサイド判定となった。「ツキがないのかな」。当然千葉の選手たちは猛抗議したが、判定が覆ることはなかった。

 それでも高木は後半41分にエリア内の仕掛けから5点目に繋がるPKを獲得。「仕掛ければ何か起こると思った。切り返せば飛び込んでくると思ったので、それは意識しました」。同43分の6点目ではアシストを記録した。文句なしのマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍。「チームが勝つことだけを考えていた」結果、最高のパフォーマンスで応えてみせた。

 プロ入りから3シーズンを過ごした山形から、今季より完全移籍で加入。覚悟の移籍になっている。それでも開幕からレギュラーの座を獲得すると、この日は6人の先発が入れ替わったように、激しいレギュラー争いの中で、フィールドプレーヤーではMF熊谷アンドリューと高木の2人だけが、全試合先発出場を続けている。

 欠かせない戦力。最終盤、もも裏を負傷してピッチを離れてからチームは失点してしまったが、高木の重要性をより際立たせる結果になった。アシストを記録した際に痛めたという。気になる状態については「これからチェックします」と言葉を濁した。ようやく初勝利を挙げてこれからという時だけに、離脱の報だけは避けたいところだ。

(取材・文 児玉幸洋)
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