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先制点“演出”した東京V林昇吾が躍動「自分で決める気持ちだった」

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東京Vは開幕5戦無敗

[3.21 J2第5節 東京V1-1福岡 味スタ]

 昨季のJ1昇格プレーオフ準決勝以来の再戦。途中出場の2人が躍動し、東京ヴェルディに先制点を呼び込んだ。スコアレスで突入した後半13分にMF林昇吾、同16分にスペイン人FWカルロス・マルティネスが投入されると、チームは勢いづいた。

 今季初出場となった林は右ウイングバックでプレー。「自分で流れを変えられたらいいと思って入りました」。迎えた後半24分、こぼれ球に反応した林が左足ダイレクトでシュート。これは相手DFが跳ね返したが、クリアボールをカルロス・マルティネスが右足ボレーで叩き込んだ。

 上下動を繰り返した林は右サイドを猛然と駆け上がり、積極的に攻撃参加。その姿勢がゴールを呼び込み、「シュートは自分で決める気持ちだったけど、ゴール方向に飛ばすことで起こったことなのかな」と満足感を示した。

 後半43分に追いつかれ、1-1のドロー決着。それでも、東京Vは開幕5戦で無敗を守っている。再び中3日で連戦が続くが、連続出場を目指し、「今日とやることは変わらず、持ち味の攻撃の部分を出せたら」と秘めたる闘志を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)

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