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吉田麻也は「最も信頼できるCB」…残留争い中のサウサンプトン、地元メディアは日本代表DFに期待

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地元メディアは吉田麻也に期待

 プレミアリーグ残留争いに巻き込まれているサウサンプトンだが、現地メディアはDF吉田麻也に大きな期待を寄せているようだ。地元メディアは『デイリー・エコー』が伝えた。

 今季就任したマウリシオ・ペジェグリーノ監督の下、苦しんだサウサンプトン。3月半ばには、成績不振を受けて指揮官を解任し、クラブOBであるマーク・ヒューズ氏を新監督に迎えた。

 初陣となったFA杯準々決勝のウィガン戦では勝利したものの、続く延期分のプレミアリーグ第2節ウエスト・ハム戦では0-3と完敗。勝ち点28から伸ばすことができず、いまだ降格圏の18位に沈んでいる。

 そうした厳しい状況の中、地元メディアは吉田へ大きな期待を寄せているようだ。2月の練習中に膝の靭帯を損傷した日本代表DFだったが、ウエスト・ハム戦ではメンバー復帰。試合を最後までベンチで見守ったが、コンディションを取り戻しつつある。

『デイリー・エコー』は、「ヨシダはセインツのキャプテンの1人」とし、クラブにとって重要な存在であると続けている。

「ここ1年間、クラブの中心的な役割を果たしてきた。最も信頼できるセンターバックのオプションである。29歳のDFは、昨季ジャック・スティーブンスの成長を助け、2人は素晴らしい関係を築いた。現在CBを務めるウェズレイ・フートは苦しんでおり、交代する時が来ているのかもしれない」

 また、吉田の経験値にも言及。エールディビジのVVVで残留争いを経験していることも、チームの助けになると続けている。

「日本代表は、熾烈なサバイバルレースで戦ってきた。オランダでの2シーズンで、ヨシダは2、3回残留争いをしてきた。降格プレーオフも戦っている」

 同メディアは、以前にも「ヨシダのリーダーシップと経験は非常に重要なものになる」とし、吉田の重要性を説いてきた。

 吉田が欠場している間、サウサンプトンはリーグ戦8試合でクリーンシートはわずか1回のみ。次節の相手は、強豪アーセナルだ。

 シーズン佳境の残留争いへ向け、29歳のDFにかかる期待は大きいようだ。

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