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ネイマール所属のサントスからも…EL初弾の酒井宏、通算ゴールの半数が『国際大会』

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2011年11月、サントス戦でゴールを決めた柏時代のDF酒井宏樹

 マルセイユ移籍後初得点をバースデーゴールで彩ったDF酒井宏樹は、プロ入り後の全8ゴールのうち、半数を国際カップ戦で挙げている。クラブW杯に出場した柏レイソル時代には、FWネイマールが所属していたサントス戦でも得点。相手が高いレベルであっても問題なくクオリティーを発揮できるところを、あらためて見せつける形となった。

 12日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦ライプツィヒ戦。終盤まで試合を優位に進め、4-2でリードしていたマルセイユだったが、1点を奪われればアウェーゴール差で逆転されるという危ない場面、試合を決めたのは酒井の右足だった。相手CKのカウンターから酒井がパスを受けると、GKが飛び出していた無人のゴールにロングシュート。正確なコントロールでネットを揺らし、準決勝進出を決定づけた。

 酒井は2009年のプロ入り以降、公式戦での通算得点はこれが8つ目。だが、国内試合でのゴールはJ1リーグで1点、J2リーグで1点、16年まで4年間所属していたハノーファーでの2点のみ。一方、試合数では1割にも満たない国際カップ戦で、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で2得点、クラブW杯で1得点を記録。ELでのゴールが4点目となった。

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