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激論レアルvsユーベのオリバー主審に“栄誉”…ウェンブリーでのFA杯決勝を任される

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FA杯決勝で笛を吹くことが決まったマイケル・オリバー主審

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦のレアル・マドリーユベントス戦で主審を務めたマイケル・オリバー氏が、5月19日に行われるFA杯決勝でも笛を吹くようだ。イタリアメディア『コリエーレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 オリバー氏は欧州CL第2戦の後半アディショナルタイム、レアル・マドリーFWルーカス・バスケスへのファウルでPK判定を下した。ここから議論がヒートアップ。抗議で一発退場を命じられたユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンは公然と同氏を罵り、それに各選手が反応するなど、賛否渦巻く論争の対象となっていた。

 事態を重く見たイングランドサッカー協会(FA)は公式サイトで同氏のコメントを掲載。「あれから奇妙な数日だった。多くの人々が私をサポートし、親しくしてくれてうれしい。通りで呼び止められ、心を動かされた。ゲームに出ていた選手の中には、電話をかけてくれる人もいた」と感謝の気持ちがつづられていた。

 また、FAはさらなる栄誉も用意した。5月19日にウェンブリーで行われるマンチェスター・ユナイテッドチェルシーのFA杯決勝で主審を務めるよう任命したのだ。FAは33歳のレフェリーについて、公式サイトで「最高の審判の一人として知られている」と高評価。オリバー氏は「ウェンブリーでは何度か裁いたことがあるが、これが最大の試合になる」と喜びを口にしている。

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