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ホーム初勝利がスルリ…松本にAT被弾の愛媛、苦しい最下位転落

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[4.28 J2第11節 愛媛1-1松本 ニンスタ]

 J2リーグは28日、第11節を各地で行い、愛媛FC松本山雅FCとホームで対戦した。MF神谷優太のゴールで先制したが、後半アディショナルタイムに追い付かれ、1-1のドローで決着。愛媛のホーム初勝利はお預けとなり、最下位22位に転落した。

 愛媛は前節の甲府戦(△0-0)から先発2人を変更。DF前野貴徳とMF小暮大器に代えて、DF小池純輝とFW有田光希を入れた。一方の松本は古巣対戦でメンバー外となったDF浦田延尚に代わってDF岩間雄大を起用した。

 松本が立ち上がりから主導権を握った。前半10分、MF藤田息吹の縦パスを受けたFW前田大然の振り向きざまのシュートはGK岡本昌弘がセーブ。同28分、MF岩上祐三のクロスに前田が合わせたが、惜しくも外れた。

 すると前半32分、愛媛が先制点を奪った。敵陣左サイドで有田がボールをキープし、中央のFW河原和寿につなぐと、最終ライン裏を突くスルーパスを供給。抜け出した神谷がGK守田達弥との駆け引きを制し、ダイレクトでゴールに流し込んだ。神谷は同45分にも、クロスバー直撃のミドルシュートを放った。

 後半は愛媛のペースで始まった。しかし、3分、DF林堂眞のクリアボールが裏に流れ、抜け出した有田が1対1を迎えるも、シュートはわずかに枠外。同9分には、神谷のスルーパスを受けた河原がダイレクトで狙ったが、これも大きく左へ外れた。

 その後は松本も主導権を取り戻す。後半11分、MFセルジーニョのミドルはGKにキャッチされるも、同12分には岩上のクロスからFW高崎寛之が高打点ヘッド。だが、これも岡本がビッグセーブを見せた。同21分、途中出場MF中美慶哉のシュートも岡本が防いだ。

 愛媛は後半38分、FW丹羽詩温に代わってFW西田剛が登場。今季から就任したキャプテンが今季初めてピッチに立った。松本は後半アディショナルタイム、サイドからクロス攻勢をかけると、待望の1点を奪う。左サイドを駆け上がったMF石原崇兆のクロスにDF飯田真輝がボレー。岡本の手をかすめたボールはネットを揺らし、引き分けに持ち込んだ松本は6戦無敗(3勝3分)となった。

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