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ローマ指揮官、リバプール戦で2度目の奇跡を願う「私は楽観主義。逆転劇を信じる」

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ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコ

 ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコが29日、イタリア国営放送『Rai』のテレビ番組『ケ・テンポ・ファ』にゲスト出演し、シーズン終盤へ向けて意気込みを語った。

 ローマは2日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝リバプール戦セカンドレグに挑む。だがアンフィールドで行われたファーストレグを2-5で落としており、決勝へ駒を進めるためには、3点差を覆さなければならない。ディ・フランチェスコは、司会者に「誰もができることではない。これほどのビッグマッチの前は、オファーを受けないものだ」と驚かれながらもTVに登場。奇跡を信じていることを明かした。

「これまで素晴らしい仕事を残せたし、準決勝まで来たが満足はしたくない。もう一度逆転劇を信じたい。悲観的な考えが広がっているが、私は楽観主義者なんだ。ポジティブに考えたい。これまでミスはあったが、前を向いていきたい。悪いことを考えず、良いことを考える。例えば3-0で勝利したバルセロナ戦などね。これを常に実行すべきだ」

 またファーストレグにおいて、ローマのサポーターがリバプールサポーターに重傷を負わせる事件が発生。ローマ指揮官も暴力根絶を訴えた。

「暴力反対の意見には完全に賛同する。スポーツとは何ら関係がない人物が、チームを支えてくれる偉大なファンを台無しにしてしまう。だからこそ彼らを遠ざけるべきだ」

 また4ポイント差で繰り広げられている今シーズンの優勝争いについても言及。「ユベントスとナポリの争いは決着がついていない。ユーベの方が優勢だが、ローマに遠征に来なければならないからね…」と語り、13日のユーベとの対決に自信を見せた。スクデットの行方へどんな影響を与えるのか、注目されるところだ。

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