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バイエルンからレアルに贈られた2試合連続の“プレゼント”

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痛恨のミスを犯したバイエルンGKスベン・ウルライヒ

[5.1 欧州CL準決勝第2戦 R・マドリー2-2バイエルン]

 1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でレアル・マドリー(スペイン)のホームに乗り込んだバイエルン(ドイツ)は2-2のドローに持ち込みながらも、第1戦の敗戦が響き、2試合合計3-4で敗れて大会から姿を消すことになった。

 痛恨の失点となったのが、1-1で迎えた後半開始早々にFWカリム・ベンゼマに奪われたゴールだった。右サイドからMFコレンティン・トリッソが送ったバックパスに反応したGKスベン・ウルライヒが判断ミスをすると、こぼれ球を追いかけたベンゼマに無人のゴールに流し込まれてしまった。

 4月25日に行われた第1戦でも、バイエルンは自らのミスでレアルに得点を献上していた。1-1で迎えた後半12分、中盤でDFラフィーニャのパスミスをMFマルコ・アセンシオに奪われてカウンターを浴びると、FWルーカス・バスケスとのパス交換から前線まで駆け上がったアセンシオに決勝点を奪われている。

 クラブ公式サイトや『ESPN』で、ミスからの失点を悔やむ指揮官や選手のコメントが紹介されている。

 ユップ・ハインケス監督は「我々は第1戦と今日の試合の両方で相手にプレゼントを贈ってしまった。レベルの高い大会では、そのようなことは許されないし、罰を受けることになる」と唇を噛み、FWトーマス・ミュラーは「みすみすゴールを与えてしまった」、DFマッツ・フンメルスは「僕たちは2試合合わせて2ゴールもプレゼントしてしまった」と悔しさを滲ませた。

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