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FW山崎凌吾の決勝ヘッドで徳島が連勝、水戸は失速4連敗…長谷部監督「継続した課題」

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[5.6 J2第13節 水戸0-1徳島 Ksスタ]

 J2リーグは6日、第13節を行い、15位徳島ヴォルティスは敵地で14位水戸ホーリーホックと対戦し、1-0で勝利した。

 前半4分、水戸はDF福井諒司がロングフィードを供給し、走り込んだFW岸本武流より先にGK梶川裕嗣がボールを蹴り出すと、これに反応したMF木村祐志がGKの位置を確認し、約40mの位置から右足ロングシュート。枠を捉えていたが、急いで戻ったGK梶川が左手一本で弾き出した。徳島はFKからチャンスをつくったが、先制点とはならず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半立ち上がりに試合を動かしたのは徳島だった。後半6分、CKの流れからMFシシーニョが左サイド深い位置から鋭いクロスを入れ、ニアサイドに飛び込んだFW山崎凌吾がヘディングで押し込んだ。3試合ぶりの先発となった山崎は起用に応え、今季初ゴールを挙げた。

 1点を追う水戸は後半20分、MF黒川淳史の浮き球パスで最終ラインの背後に抜け出したFW岸本武流がドリブルで突破し、右足シュートを放ったが、惜しくも右ポストを直撃。後半22分にはMF小島幹敏の浮き球パスを受けた木村がトラップから左足シュートで狙ったが、わずかにゴール右へ外れた。

 水戸は最後までゴールを目指したが、徳島の集中した堅守を崩せず、試合終了のホイッスル。1-0で逃げ切った徳島は2連勝。試合後、決勝点の山崎は「1点を取ってどんな形でも勝ちたいと思っていた。勝利につながってよかった」とコメント。水戸は今季初の4連敗を喫し、長谷部茂利監督は「今日もセットプレーの流れから失点した。継続した課題。そこを払拭しないと負けてしまう」と修正を誓った。

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