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[MOM2500]鳥栖U-18MF松岡大起(2年)_欠かせない存在から、格の違う選手へ

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サガン鳥栖U-18の中盤で存在感を放ったMF松岡大起

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.5 高円宮杯プリンスリーグ九州第6節 大津高 1-5 鳥栖U-18 大津多目的G]
 
 サガン鳥栖U-18の金明輝監督は「いるといないとでは全然違う」とMF松岡大起(2年)について説明する。松岡はU-17Jリーグ選抜メンバーに選出された経歴を持つ一方で代表歴はゼロ。それでも、2年生ながら鳥栖のトップチームが2種登録し、ルヴァンカップでベンチ入りを経験させている事実がその評価の高さを物語っている。

 この日、松岡はケガ明けにもかかわらず、中盤中央で存在感のある動きを披露。熊本のソレッソ熊本出身で「結構色々な人が見に来てくれていたし、燃えました」というボランチは、攻守両面においてボールに絡むと、前線を追い越す動きで味方の決定機に絡むシーンも。前半38分には松岡の右足FKがクロスバーを叩き、そのこぼれ球をCB平瀬大(3年)が頭で押し込んで2-0となった。

 本人は前半半ばの苦しい時間帯で縦パスを入れたり、相手ボールを奪い切ることができなかったことを悔しがる。それでも「ボールを運ぶことだったり、出した後のランニングをしっかりできていたので良かったです」と自身のプレーについて及第点。できなかった部分はよりトレーニングで質を上げるという意気込みを口にしていた。

 出場時間は77分間にとどまったが、指揮官も評価するプレー。チームにとって欠かせない存在なっている松岡は、このプリンスリーグで当たり前のように違いを示せなければならないと感じている。「このプリンスでやれないとトップチームやプロではできない。ここが目標じゃないのでもっと上を目指したい。ボールを奪ってしっかり前に運べたり、ヘディングで競り勝ったり、声を出してみんなをまとめたい。1人だけ格が違う、とみんなに思ってもらえるような選手になりたいです」と力を込めた。

 4月のルヴァンカップ湘南戦でベンチ入りしたが、湘南は同じ高校2年生のMF柴田壮介が先発出場。「湘南の子は先発で出ていて、悔しい思いがありました」と振り返る。自身にとって特別な一日は悔しさが残る一日に。だからこそ、妥協することはない。憧れの選手にクロアチア代表MFルカ・モドリッチの名を挙げるボランチが貪欲に成長を遂げて、守備でも、攻撃での違いを作れる選手になる。

(取材・文 吉田太郎)
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