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HSV史上最も悲しい勝利に…暴徒化したサポが発煙筒投げ込み中断、再開直後に降格決定

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本拠地フォルクスパルクシュタディオンは異様な雰囲気に包まれた

 DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVにとって、クラブ史上最も悲しい勝利となった。試合終了間際には、暴徒化したサポーターがピッチに発煙筒や爆竹が投げ込まれ、試合が一時中断する一幕もあった。

 12日、2017-18シーズンのブンデスリーガ最終節が一斉開催され、HSVはホームにボルシアMGを迎えた。降格圏17位に沈むHSVはこの試合に勝って、勝ち点2差で昇降格プレーオフ圏16位のボルフスブルクが負ければ残留の可能性があった。HSVは退場者を出しながらも粘り強く戦い、伊藤のアシストもあって2-1で勝利。しかし、ボルフスブルクが4-1でケルンに勝ったため、クラブ史上初の降格が決定した。

 後半アディショナルタイムには、降格を確信したHSVサポーターが発煙筒や爆竹をピッチに投げ込み、試合は一時中断。数百人もの警備員や騎馬隊らがゴール裏に集結し、事態の収拾を図った。クラブ公式ツイッター(@HSV)によると、暴徒化したサポーターに向かって、他のHSVサポーターは「私たちはハンブルガーだ、あなたたちは違う!」と歌うなど、本拠地フォルクスパルクシュタディオンは異様な雰囲気に包まれた。

 試合は約15分後に再開されたが、直後に試合終了のホイッスルが鳴り響き、HSVの降格が決まった。

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