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イニエスタ、バルセロナ選手として残すのはあと1試合「そのときが近づくほど難しくなる」

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バルセロナでの試合があと1試合となったMFアンドレス・イニエスタ

 3日のリーガ・エスパニョーラ第37節、バルセロナは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦を4-5で落とした。今季限りで同クラブを退団することが決定しているMFアンドレス・イニエスタは試合後、無敗優勝の夢が断たれたことへの落胆を口にしている。

 スペイン代表MFは同国『Beinスポーツ』とのインタビューで次のようにコメントした。

「1-2までは逆転できたが、後半の点差(1-5)がとても難しくしてしまった。無敗優勝という記録を達成できなくて残念だ」

「無敗優勝まであと2試合まで迫り、僕たちは大きな期待を抱えていた。でも良い試合にはできなかったし、レバンテがとても素晴らしいチームであることを示したね」

 2010年南アフリカW杯でスペイン代表を優勝に導き、同国の各スタジアムで喝采を受けてきたイニエスタ。バルセロナ退団決定後にはこれまで以上の称賛を受け、この試合で途中交代する際にも、レバンテのファンはスタンディングオベーションでもってスペイン生ける伝説を称えている。

「人々の愛情と敬意に感謝をしている。もうすぐ、バルセロナで過ごす日々は終えることになるけど、そのときが近づくほどに難しくなるね。この瞬間を最大限味わおうと思う」

 次節、本拠地カンプ・ノウでのレアル・ソシエダ戦は、イニエスタがバルセロナの選手として最後に臨む試合だ。

「最後の試合だし、人々は今季のチームに別れを告げることを望んでいるはずだ。これだけ長い間バルセロナにいたわけだし、美しい思い出になることを期待している」

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