ビジャレアルは5日、アーセナルを退団することが決まっていたMFサンティ・カソルラとプレシーズンマッチを共に過ごすことが決まったと発表した。正式な獲得は負傷を抱えているアキレス腱の状態を見てからになるとみられる。

　33歳のカソルラは2003年、ビジャレアルでプロキャリアをスタート。2010-11シーズンまでリーガ・エスパニョーラで180試合に出場し、07-08シーズンには2位躍進に貢献した。その後、マラガを経て、アーセナルには6シーズンにわたって所属していた。

　だが、ここ約1年半は戦列から離れている。原因は右足アキレス腱の感染症。昨年末にはスペインメディアを通じて、右足を失う危険性があったことを明かし、医師からは「子供と一緒に散歩できれば、それだけで満足すべき」と伝えられていたようだ。

　それでも今季終盤にはエミレーツ・スタジアムに突然登場し、ボールを扱うパフォーマンスも見せていたカソルラ。徐々に状態は良くなっているとみられている。慣れ親しんだ古巣の地で、正式契約を勝ち取りたいところだ。

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