A.「マラカナンの悲劇」を忘れるため

　ブラジル代表は初の自国開催となった1950年大会でウルグアイ代表に1-2で敗れ、初優勝を逃した。観衆は深い失望を感じ、自殺者やショック死をした者もいたという。

　ブラジルは同試合で初めて白のホームユニフォームを着て臨んでいたが、この「マラカナンの悲劇」を忘れるため、以後はカナリア色(黄色)に変更。1954年スイス大会からW杯で採用され、17歳のペレ氏を擁した1958年スウェーデン大会で初優勝を果たした。

※ゲキサカではロシアW杯期間中、大会にちなんだクイズを出題。更新は毎日12時。

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