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ブラジル代表指揮官、勝利に涙したネイマールを擁護「彼も人間だ。大きな重圧があった」

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涙を見せたネイマール

 コスタリカ代表戦に勝利した後に涙を見せたブラジル代表FWネイマールを、これからもサポートするとチッチ監督が話した。

 22日に行われたW杯のグループE第2戦でブラジル代表はコスタリカ代表と対戦。初戦で勝利を逃したブラジル代表は、この試合も序盤から攻勢を強めるもGKケイラー・ナバスの好守に阻まれ、得点を奪えず。しかし、後半アディショナルタイムにMFフィリペ・コウチーニョが均衡を破ると、FWネイマールが追加点を挙げ、ブラジル代表が2-0で勝利した。

 この試合ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により獲得したはずのPKが取り消されるなど不運の続いたネイマールだが、大きなプレッシャーから解き放たれたの如く、試合後にはピッチ上で泣き崩れた。エースの涙について問われたチッチ監督は会見で同選手ついてコメントした。

「その場面を見てはいなかったが、喜びや満足、ブラジルを代表する誇りから来たものだと思う。彼には大きな責任やプレッシャーがあった。彼も人間だ。3か月半も負傷で離脱していたから、高い状態にまで復調するためにまだまだ時間が必要だ。でも、もう少しすればピークに辿り着くはずだ」

 一方で、VARの判定でPKが取り消されたことについて「仮に私がレフェリーなら自身の判定を覆したりはしないが、私はこの決定を尊重する。レフェリーなら全てのプレーを監視し、そして判定を下すべきだ。ただ、今回の場合は私にとってはペナルティだった」と判定が覆されたことへの不満を述べた。

 コスタリカ戦で今大会初勝利を挙げたブラジル代表は、27日のグループリーグ最終戦でセルビア代表と対戦する。

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