beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

7万超えの観客もガッカリ!? ため息が漏れ、ブーイングが飛んだ初の無得点試合

このエントリーをはてなブックマークに追加

決勝T進出を決めたデンマークサポーターの子供もこの表情

[6.21 ロシアW杯グループリーグC組 デンマーク0-0フランス モスクワ・ルジニキ]

 引き分ければ、ともに決勝トーナメント進出を決める状況で迎えた一戦。デンマーク代表、そしてフランス代表は序盤から試合に集中し切れなかったのか、ミスが目立つだけでなく、試合終盤にはあからさまな時間稼ぎで時計の針が進められた。今大会初のスコアレスドローとなったものの、両チームともにグループリーグ突破を決めた。

 1勝1分で勝ち点4のデンマークは引き分け以上でグループリーグを突破し、勝利すれば首位通過が決まり、2連勝で勝ち点6のフランスはすでに決勝トーナメント進出を決めており、引き分け以上で首位通過が決まる状況。つまり、勝ち点1を分け合えば、ともにグループリーグ突破を決めることになる試合だった。

 序盤から両チームともに積極性を欠き、決定機はほぼ生まれない。それだけでなく互いにミスが目立ち、効果的な攻撃の組み立てもほとんど見られなかった。見どころが少ない試合となり、7万8011人が詰めかけたスタンドでは前半途中から何度もウェーブが起こり、前半終了時にはブーイングが飛ばされる。

 デンマークはフランスに敗れ、同時刻キックオフの試合でオーストラリアがペルーを下した場合のみ、グループリーグ敗退の可能性があった。しかし、ペルーが1-0として前半を折り返すだけでなく、後半5分に加点してリードを2点差に広げたため、その可能性も低くなる。

 その影響もあってか、積極性と集中力を欠いた後半は単純なパスミスがより目立つようになり、その都度、スタンドからはため息が漏れるだけでなく、スタジアムがブーイングで包まれた。さらに試合終了が近付くにつれて、デンマークはあからさまな時間稼ぎ。GKカスパー・シュマイケルはゴールキックに時間を使い、最終ラインは攻撃をスピードアップさせることなく横パスをつなぐ。しかし、0-0のまま試合終了を迎えれば首位通過を決めるフランスも、むやみにプレッシャーを掛けることはなかった。

 最後までスコアは動かずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれる。一部のサポーターからはブーイングが飛んだものの、決勝トーナメント進出を決めたデンマークのサポーターからは拍手も送られていた。

(取材・文 折戸岳彦)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

TOP