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バロテッリのマルセイユ加入に暗雲?ライオラ代理人の態度にニースが激怒

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マルセイユ入りが濃厚となっていたバロテッリだが…

 マルセイユ移籍が確実視されているイタリア代表FWマリオ・バロテッリだが、取引成立に暗雲が広がっているようだ。フランス『RMC』が伝えた。

 驚異的なポテンシャルを秘めながらも、素行の問題などで伸び悩んできたバロテッリ。しかし、2016年に加入したニースで復活。リーグ・アンのクラブで、公式戦66試合で43ゴールを記録した。その活躍から、5月には4年ぶりにイタリア代表にも復帰している。

 そんなバロテッリは、マルセイユへの移籍が近づいていると言われている。8日の午後にはトレーニング場を訪れ、弁護士とともに契約の詳細を詰めているようだ。すでに月給70万ユーロ(約9000万円)の2年契約で合意したとも伝えられている。

 しかし、取引成立に暗雲が立ち込めている。現所属先のニースは、マルセイユから移籍に際し1000万ユーロ(約13億円)を受け取る紳士協定を結んでいると言われている。だが、両者はまだ合意はしていないようだ。その状況下でミーノ・ライオラ代理人がマルセイユと交渉を続けていることに、ニース側は怒りを感じているという。さらに、プレシーズンへの参加を拒否し続けていることにも憤慨しているようだ。

 ニース関係者は、「現行契約が残っている中、マリオはどうやって新しいクラブと契約するのかはわからないよ」とコメントを残している。もしバロテッリ側がニースとの接触を拒否し続ければ、マルセイユとの紳士協定は破棄される可能性が高いようだ。

 DF酒井宏樹との共闘が期待された27歳FWだが、取引は成立するのだろうか。

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