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マンチーニ、バロテッリに全幅の信頼「年齢、技術ともに伊代表のリーダーに相応しい」

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イタリア代表を主軸を担うFWマリオ・バロテッリ

 イタリア代表ロベルト・マンチーニ監督が11日、ファッション誌『GQ』イタリア版のインタビューに応じ、FWマリオ・バロテッリを称賛した。

 マンチーニは5月、1年間率いたゼニト監督を退任すると、イタリア代表指揮官に就任。直後の親善試合を1勝1敗1分で終えたが、収穫もあった。4年ぶりに代表復帰したバロテッリが、サウジアラビア戦ですぐさまゴールを決め、結果を出した。

「彼のことは好きだが、彼をアッズーリに復帰させたのは、あくまで技術的な理由からだ。彼はまだ28歳。これから好きなだけ夢を実現していく時間はまだある。フィジカルやテクニックに経験も加わり、あらゆる意味で成長したと思う」

 過去にはインテルやマンチェスター・シティでも指導した教え子のバロテッリを、マンチーニは信頼している。

「代表はいつか負けるものだ。これまでなんとかやって来ていたが、スウェーデン戦で失敗に終わった。私は新しいリーダーを必要としている。マリオは年齢的にも、技術的にも任せられると思う。ただ幸運なことに人材は彼一人ではない」

 またマンチーニは、フィオレンティーナに所属する20歳のFWフェデリコ・キエーザを称えた。

「立ち止まって彼を観察してしまうことがある。彼を見ているとタイムトラベルをしているようなんだ。フェデリコは、父親のエンリコ(・キエーザ)にそっくりだ。フェイントも同じ、ギアを入れるときも同じ、シュートも非常によく似ている。今年は潜在能力を考えると、ゴール数が少なかったが、いわゆる才能に恵まれた選手で、得点力についても、いつ爆発してもおかしくない。私はそのときを待ち望んでいる」

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