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クロアチアが新たな歴史!! イングランドに劇的逆転で初のファイナルへ

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[7.11 ロシアW杯準決勝 クロアチア2-1(延長)イングランド モスクワ/ルジニキ]

 ロシアW杯は11日、準決勝2日目を行い、モスクワのルジニキスタジアムでクロアチア代表イングランド代表が対戦。前半5分にDFキーラン・トリッピアーの得点でイングランドが先制するが、後半23分にFWイバン・ペリシッチのゴールでクロアチアが追い付く。1-1のまま延長戦を迎えると、延長後半4分にFWマリオ・マンジュキッチが決勝ゴールを奪い、クロアチアが2-1の逆転勝利を収めた。同国史上初の決勝進出を果たしたクロアチアは、15日に行われる決勝でフランスと対戦する。

 クロアチアは準々決勝ロシア戦から先発1人を入れ替え、FWアンドレイ・クラマリッチに代えてMFマルセロ・ブロゾビッチを先発起用。一方のイングランドは準々決勝スウェーデン戦から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半5分にいきなり試合を動かしたのはイングランドだった。MFジェシー・リンガードのパスを中央で受けたMFデレ・アリが仕掛け、PA手前でMFルカ・モドリッチのファウルを誘ってFKを獲得。キッカーを務めたトリッピアーが右足から蹴り出したボールは壁に入ったDFデヤン・ロブレン、マンジュキッチの頭上を越えると、鮮やかな軌道を描いてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 攻勢を掛けるイングランドは前半14分、トリッピアーが蹴り出したCKからDFハリー・マグワイアがヘディングで狙うが、シュートはゴール右に外れた。一方のクロアチアは前半19分、モドリッチのサイドチェンジを受けたペリシッチが、左から切れ込んで右足シュートを放つも枠を捉え切れず。さらに同32分には右サイドから中央に持ち込んだFWアンテ・レビッチが狙うが、ボールはGKジョーダン・ピックフォードの守備範囲に飛んでしまった。

 前半36分には追加点を狙うイングランドが決定機を創出。中央突破したFWハリー・ケインのパスを左で受けたデレ・アリがPA内に持ち込み、クロアチア3選手の注意を一気に引き付けてラストパス。ゴール前でフリーになったリンガードが狙いすました右足シュートを放つが、ボールはゴール右に外れた。

 1-0とイングランドがリードしたまま後半を迎えると、同点に追い付こうとするクロアチアが攻勢をかけようとするが、守備時には両アウトサイドが最終ラインに入って5バックとなるイングランドを崩し切れない。後半20分には右サイドから送られたクロスの流れからペリシッチが好機を迎えるが、シュートはリンガードとDFカイル・ウォーカーのブロックに遭ってネットを揺らすには至らず。しかし同23分、右サイドのDFシメ・ブルサリコが送ったクロスに飛び込んだペリシッチが鮮やかな左足ボレーで沈め、クロアチアがついに試合を振り出しに戻した。

 一気に流れがクロアチアに傾くが、後半27分のペリシッチのシュートはポストを叩き、同38分にはマンジュキッチのシュートがピックフォードの正面を突くなど勝ち越しゴールは生まれず。1-1のまま前後半を終えるホイッスルが吹かれ、試合は延長戦に突入した。

 延長前半9分にはイングランドが好機を迎えるが、トリッピアーのCKからDFジョン・ストーンズが放ったヘディングシュートはゴールライン上にいたブルサリコにクリアされてしまう。同アディショナルタイムにはクロアチアが決定機も、ペリシッチの鋭いクロスに走り込んだマンジュキッチのシュートは、距離を詰めたピックフォードに防がれた。

 すると延長後半4分、クロアチアが勝ち越しに成功。右サイドからDFヨシプ・ピバリッチが送ったクロスははね返されたものの、ペリシッチがヘディングで落としたボールに反応したマンジュキッチが左足シュートでネットを揺らし、スコアを2-1とした。その後はイングランドが反撃に出るも、粘り強い対応を見せたクロアチアが逃げ切り、2-1の逆転勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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