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[MOM2557]仙台ユースFW吉田騎(1年)_新人「ナイト」が初の全国舞台で2ゴール!

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ベガルタ仙台ユースFW吉田騎は抜擢に2ゴールで答えた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.23 日本クラブユース選手権U-18大会GL第2節 仙台ユース 4-0 エストレラ姫路U-18 宮城総合]

 驚きの起用だった。プリンスリーグ東北でもほとんど出場機会は無く、主に宮城県リーグ1部に出場していたセカンドチームでの出場がほとんどだったFW吉田騎(1年)をベガルタ仙台ユースの壱岐友輔監督は先発メンバーに大抜擢。抜群のスピードを生かして2得点を挙げ、指揮官の起用に見事に応えた吉田が文句なしのマン・オブ・ザ・マッチだ。

 吉田は仙台市内の街クラブ仙台FCジュニアユース出身で、このクラブから初めて仙台ユースに入った選手だ。「自分自身、全国大会に出場するという経験が初めて」。東北地区の大会は出場経験があったが、全国大会自体が未知の世界だった。

 それでも、「3年生の公式戦で初めての先発で結構緊張していたが、3年生の先輩やベンチメンバーに励ましの声をもらって気が楽になり、自分のプレーに持って行けたのが大きかった」と経験豊富な3年生からの励ましを受けてピッチに立ち、結果を残した。

「2得点どちらのゴールも自分だけの力じゃなく、チームで取ったゴール。3年生のみんなに助けられた」と先輩への感謝を忘れない謙虚さの持ち主。その吉田について壱岐監督は「誰よりも居残り練習をしている努力家」と評する。

「大会2週間前に肉離れして、メンバーに入れるかどうか心配だったが、リハビリのメニューを増やしてもらって大会に間に合った。ケガを言い訳にメンバーに選ばれなかったと言いたくなかったので、やれるだけのことをやった」と吉田は大会前の状況を振り返る。大会に間に合うかどうかはギリギリの状況だったが、周囲のサポートもあってメンバー入りを勝ち取った大会。巡ってきた大チャンスを逃すわけにはいかなかった。

 名前は「騎」一文字で「ナイト」と読む。「良いスタートを切れたが、ここで満足したくない。次ももし出場機会があったら、自分の持ち味を出しつつチームのために走りたい」。仙台ユースに彗星の如く現れた新人騎士(ナイト)はスピードを武器に、さらなる活躍を目指す。 

(取材・文 小林健志)
●第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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