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劣勢ユーベが前半2発!バイエルンに得点許さずICC初戦を完封勝ち

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アンドレア・ファビッリの2ゴールでユベントスが勝利

[7.25 ICC ユベントス2-0バイエルン]

 ユベントス(イタリア)は25日、インターナショナル・チャンピオンズ杯(ICC)でバイエルン(ドイツ)と対戦。FWアンドレア・ファビッリの2ゴールで2-0の完封勝利をおさめた。

 セリエAで史上初7連覇を達成したユベントスは、DFジョルジョ・キエッリーニやMFミラレム・ピアニッチ、今夏加入のMFエムレ・カンらが先発出場。対するドイツ王者のバイエルンは、MFフランク・リベリやGKスベン・ウルライヒ、FWサンドロ・ワーグナー、MFセルジュ・ニャブリらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 ボールの主導権を握ったのは、バイエルンだった。前線からのプレスがハマり、リベリが切れ味鋭いドリブル突破を披露。先制は時間の問題と思われた。しかし、スコアを動かしたのは、イタリア王者だった。

 ユベントスは前半32分、バックパスのミスからGKウルライヒがクリアしたボールをMFクラウディオ・マルキージオが左サイドで受け、素早く中央へ折り返す。これをファビッリが無人のゴールに流し込み、先制に成功。さらに40分、自陣からDFアレックス・サンドロがロングパスを送り、抜け出したファビッリがPA左からニアに蹴り込み、2-0とした。

 仕上がりの良さをみせるものの、2点ビハインドのバイエルンはハーフタイムで9人を変更。FWアリエン・ロッベンらがピッチに入った。後半13分には決定機が訪れ、FWクワシ・オキエレ・リートのシュートのこぼれ球を韓国人MFチョン・ウヨン(18)が右足で狙う。あとはゴールに流し込むだけだったが、枠を外してしまい、絶好のチャンスを逃した。

 その後もバイエルンが押し込む時間が続き、MFキングスレイ・コマンがキレのある動きをみせるなど、チャンスを作ったが最後のところで精度を欠いた。試合はそのまま2-0でユベントスが勝利。ICC初戦を白星で飾った。一方のバイエルンは2連勝とはならなかった。

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