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宇佐美貴史、一転してデュッセルドルフ行きが加速…アウクスブルクSDが交渉の再開を認める

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日本代表FW宇佐美貴史

 アウクスブルクに所属する日本代表FWの宇佐美貴史は、一転してデュッセルドルフへの移籍が近づいているようだ。アウクスブルクのシュテファン・ロイターSD(スポーツディレクター)が認めている。

 昨シーズンはレンタルでデュッセルドルフに送り出され、原口元気とともに1部昇格に大きく貢献した宇佐美。デュッセルドルフの責任者たちは今夏の完全移籍での獲得に動き、選手本人もデュッセルドルフに渡ることを度々口にしてきた。しかし、クラブ間の交渉は移籍金をめぐって合意に至らず、難航しているとされていた。

 しかし、W杯後の特別休暇が終わると、宇佐美は「プライベートの理由から」日本に滞在しており、アウクスブルクの練習に合流せず。ドイツ紙『ビルト』で「1年間アウクスブルクとの間で今後について話し合う機会がなかった。クラブ側が自分を戦力として考慮してくれているか分からない」と所属元の動向に疑問符を投げかけた。

 それに対し、ロイターSDは「タカシを手放すつもりはない」と宇佐美の残留を強調。だが、その一方、『アウクスブルガー・アルゲマイネ』では「話は良い形で進んでいる」とデュッセルドルフとの交渉は再開されていることを認めている。また同紙では、宇佐美がアウクスブルクに戻る可能性は低くなりつつあり、「ロイター自身もそうなるとは信じていない」との見解が述べられた。

 これら報道によれば、アウクスブルクとデュッセルドルフとの交渉は近々にまとまるという。宇佐美のデュッセルドルフ行きは秒読み段階に入ったと言えそうだ。

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