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ファーディナンド氏が古巣マンUに漂う“ネガティブな空気”を懸念「良くないことの前兆」

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ジョゼ・モウリーニョ監督の“3年目のジンクス”発動か?

 ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドに“ネガティブな空気”が漂っているとOBのリオ・ファーディナンド氏が警戒感を示した。

 昨シーズン、2位でプレミアリーグを終えるも首位マンチェスター・シティと勝ち点19差をつけられたユナイテッド。タイトル奪還を目標に新シーズンに挑みたい同クラブだが、今夏の補強は十分に進んでおらず、モウリーニョ監督はエド・ウッドワードCEOに苦言を呈していた。

 開幕前の古巣の状況を受け、ファーディナンド氏はイギリス『ミラー』で「今、マンチェスター・ユナイテッドにはネガティブな空気が漂う。もちろんこれは良くないことの前兆だ」と警鐘を鳴らした。

「明らかに監督は補強に関して幸せそうではないし、プレシーズンに選手たちを十分に起用できなかった。それに彼の発言はこの状況に追い打ちをかけてしまったようにも見受けられる。さらに、アントニー・マルシャルがアメリカ遠征中に家に帰ってしまい、チームへの再合流が遅れたことも重なった」

「一方のマンチェスター・シティは昨シーズンよりも強くなったように見えたし、リバプールもかなり改善している。6000万ポンドでGKを獲得し、ナビ・ケイタも素晴らしいインパクトを残した。それにジェルダン・シャキリとファビーニョもチームに加わった」

 ファーディナンド氏は続けて「私はユナイテッドのファンで、彼らのタイトル獲得を目にしたい。しかし、今シーズンの戦いは極めて難しいものになると恐れている。シティとリバプールがトップ2に君臨する姿しか想像できない」とユナイテッドにとって“恐ろしい”シーズンが待ち受けているとコメントした。

 ユナイテッドは10日のレスター・シティ戦で今シーズンのプレミアリーグをスタートさせる。

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