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ピッチで失神のキエーボGK妻が怒り、救助しないC・ロナウドに「人間であるべき」

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FWクリスティアーノ・ロナウドと接触して倒れるGKステファノ・ソレンティーノ

 18日に行われたセリエA開幕戦キエーボ対ユベントス戦(2-3)で負傷したGKステファノ・ソレンティーノの妻サラ・ルッジェーリさんが19日、インスタグラムを更新し、FWクリスティアーノ・ロナウドに苦言を呈した。

 ユベントスとの開幕戦に先発出場した39歳のソレンティーノは86分、この日がセリエAデビュー戦となったC・ロナウドとゴール前で接触すると失神し、ピッチに倒れこんだ。キエーボの発表によると、ソレンティーノは試合終了後、救急病院へ搬送され、鼻骨骨折、左肩打撲および頸部むち打ちとの診断を受けた。

 キエーボGKの妻であるサラさんは、C・ロナウドの態度について不満をあらわにした。夫が気を失い、ピッチに倒れこんでいるにもかかわらず、接触の当事者であるポルトガル代表FWに救助する意思は見えなかったとSNS上で非難している。対照的に夫に手を差し伸べたキエーボの同僚DFネナド・トモビッチを称賛している。

「カンピオーネと呼ばれるには、まず“人間”であるべきよ!残念だけど私はこのカンピオーネを尊敬することはできないわ!彼を救助するためにできる限りのことをしていたトモヴィッチは、“真の人間”として尊敬できるわ。心、人間性、品格があり、高潔な人たち、ありがとう!」

 ソレンティーノ本人は、『メディアセット』のインタビューを受け、「(C・ロナウドから)まだ連絡はない。だが彼はレジェンドだから、きっと連絡してくれると思う」と述べた。すると早速、C・ロナウドから連絡が来たことをツイッター上で明かしている。

「クリスティアーノ・ロナウドから早く回復するようにとお見舞いのメッセージをもらったよ。ありがとうレジェンド!」と報告した。妻のサラさんもその後、SNSに投稿していたメッセージを削除している。

 なお『ITA Sport Press』によれば、世界中が注目するC・ロナウドとの一件により、キエーボGKのフォロワーはわずか1日で8000人も増加したとのことだ。

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