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山形が4年前の準V以来のベスト8進出! FC東京とのPK戦制す

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山形が2014年度大会以来のベスト8進出

[8.22 天皇杯4回戦 山形 1-1(PK7-6) FC東京 NDスタ]

 天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会の4回戦が22日に行われた。モンテディオ山形(J2)はホームでFC東京(J1)と対戦。1-1で突入したPK戦を7-6で制し、準優勝を果たした2014年度大会以来、4年ぶりのベスト8進出を決めた。準々決勝は10月24日に開催される。

 ホームの山形は青森山田高から今季加入したFW中村駿太がプロ公式戦初先発。一方のFC東京も18歳のMF平川怜、MF品田愛斗といった若い選手がスタメンに名を連ねた。

 先に試合を動かしたのはアウェーのFC東京。前半6分にFW富樫敬真がDF西村竜馬に倒されてPKを獲得する。同7分にキッカーを務めたFWディエゴ・オリヴェイラがGK児玉剛の裏をかく右足のチップキックを決め、1-0とした。

 しかし、山形は失点直後の前半9分に追いつく。右サイドのMF山田拓巳が左足でクロスを送ると、ファーのMF古部健太が頭で落とし、反応したFW阪野豊史が左足でボレーシュート。これがゴール左に突き刺さり、1-1で前半を折り返した。

 攻撃のリズムをつかんだ山形は後半も多くの好機を迎えたが、同点のまま延長戦に突入する。延長戦ではFC東京がボールを保持して決定機を量産する中、GK児玉を中心に耐えながらカウンターでチャンスを狙う展開。結局、両チームとも次の1点を奪えず、1-1で120分間の戦いを終えた。

 ABBA方式で行われたPK戦では互いに譲らず、6人目まで全員が成功する。迎えた7人目で先攻の山形はMF安西海斗が右足でゴール左に決めると、後攻のFC東京は富樫が右足でゴール左を狙うも、GK児玉がストップ。7大会ぶりの優勝を目指したFC東京は4回戦で敗退となった。

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