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不機嫌なモウリーニョ、トッテナム戦前の会見を数分で切り上げ「悲観的なのは私ではなく、君たちだ」

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ジョゼ・モウリーニョ監督が会見を数分で切り上げる

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、予定よりも早くプレスカンファレンスを始め、足早に会場を後にしてしまった。

 今夏の補強で希望する選手を獲得できず、さらに開幕2戦目にして初黒星を喫したユナイテッド。これを受け、モウリーニョ監督やフロントへの批判が集中し、クラブOBからは早期の退任を求める意見まで噴出している。

 そして、ブライトン戦の敗戦から初の試合となるトッテナム戦を前に会見を行ったモウリーニョ監督は、予定より30分も早く会場に姿を見せる。まだ到着していないメディアも多数あったようだが、会見をスタートさせた。

 対立がうわさされるクラブCEOのエド・ウッドワード氏との関係性について「何も読んでいないから私に質問するな。書かれていることやTVで流れていることの10%も知らない。だから、私はその質問に回答できる適した人間ではない」とコメントを拒否。続けて、両者の関係性は問題ないかとの問いに「もちろんだ」と即答した。

 その他にも、ポール・ポグバがブライトン戦後に発した言動について問われると「ポールは彼自身の言葉を発したまでだ。説明を聞きたかったらポールのところに行けばいい」と投げやりな回答。また、前節で精彩を欠いたエリック・バイリービクトル・リンデロフについても「君たちと選手について話し合いたくはない」とぶっきらぼうな様子で答えた。

 今季の戦いに関する心境についての質問にも「君たちは悲観的過ぎるが、私はそうではない。レスター戦は良いプレーができたと感じたから我々は勝った。ブライトン戦は悪いプレーだったから我々は負けた」と言及するにとどめた。

 そして、今節に対戦するのは開幕2連勝を飾ったトッテナム。記者からは好調のチームを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノ監督に関する質問も飛んだ。しかし、モウリーニョ監督は「コメントするつもりはない」とまたしても回答を拒否。予定よりも早くに始まった会見はわずか5分程度の短時間で終了した。

 2試合ぶりの勝利を目指すユナイテッドは27日のトッテナム戦でどのような戦いを見せるのだろうか。

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