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早い時間に先制も逆転負け…DF徳永「チームがひとつになれなかった」

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J1通算381キャップを刻んだベテラン徳永悠平

[8.25 J1第24節 柏5-1長崎 三協F柏]

 今季、14シーズンプレーしたFC東京を離れ、地元・V・ファーレン長崎へと移籍してきたDF徳永悠平。3バックの右として今季22試合目の先発を果たし、90分プレーしたが、チーム最多タイとなる5得点を献上して柏に敗れた。「自分のところで失点してしまった。クロスから2点入れられたので、そこを防ぎきれなかった」。柏の2トップの左、クリスティアーノに決勝弾を含む2ゴールを許したことを悔やんだ。

「基本的には自分の責任だと思ってます」と会見の冒頭に述べた高木琢也監督は、「先制点をしたのは我々だったんですけど、その後の戦いの部分を上手く伝えられなかった。選手はがんばってくれましたけど、残念な結果に終わった」と肩を落とす。これまで3連敗は4回あったが、初の4連敗を喫してしまった。

「失点した後もチームがひとつになれなかった。バラバラになってしまった」と徳永も続ける。立ち上がりから高い位置でプレスをかけた長崎はペースを握ると、この2試合2本目となるFW鈴木武蔵のシュートで、11分に幸先よく先制した。しかし、21分、24分に失点すると、その後はシュートすらないまま前半を終えることになってしまった。

 チーム初のJ1を戦う長崎は、第23節にC大阪に敗れて(●2-3)、初めて最下位に転落。苦しい戦いが続いている。「気持ちを切り替えるのは難しいと思うんですけど、ただ時間もないので。気持ちと、後は球際の部分を見つめ直して、やり続けるしかない」。中5日となる長崎の次節は、ホームで湘南を迎える。

(取材・文 奥山典幸)

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