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打倒・韓国!! 岩崎悠人「僕らも人生、サッカーに賭けている」

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左からMF初瀬亮(G大阪)、MF岩崎悠人(京都)、MF遠藤渓太(横浜FM)

[8.29 アジア大会準決勝 U-21日本1-0UAE ボゴール]

 苦しみながらもFW上田綺世(法政大)の決勝点でUAEを下したU-21日本代表。アジア大会決勝で待ち構えるのは“宿敵”韓国。燃えないわけがない。タイトルが懸かった大一番に向けて、選手たちは闘志を燃やしている。

 FWソン・フンミン、FWファン・ウィジョ、GKチョ・ヒョヌと3人のオーバーエイジを採用し、大会規定上限のU-23代表チームで臨む韓国は、グループリーグ第2戦でマレーシアに不覚をとったものの、その他の試合では本領を発揮。特に準々決勝、準決勝で、1月のAFC U-23選手権で優勝したウズベキスタン、準優勝のベトナムを連破するなど、波に乗っている。決勝の相手が日本、優勝すれば兵役が免除されることもあり、モチベーション高く頂上決戦に臨んでくるだろう。

 だが、当然日本の選手のモチベーションも高い。韓国との対戦を「本当に楽しみ」と語ったMF岩崎悠人(京都)は、「向こうは人生が懸かっているだろうけど、僕らも人生、サッカーに賭けているので絶対に負けられない」と力を込め、MF遠藤渓太(横浜FM)も「燃える相手。決勝に賭ける思いは強い。韓国もそうかもしれないけど、自分らも皆人生が懸かっている」と意気込みを示した。

 ファン・ウィジョとG大阪でチームメイトのMF初瀬亮は「自分たちが勝ったらチームに帰って合わせる顔がない」と苦笑いしつつも、「でも、国と国の戦い。ピッチに立てば(所属チームの仲間も)関係ないと思う。自分たちが金メダルを取って帰りたい」と必勝を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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