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代表初招集のDF佐々木翔が逆転弾!パトリックも2ゴールで広島が鹿島に逆転勝ち

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佐々木翔が逆転ゴール

[9.1 J1第25節 広島3-1鹿島 Eスタ]

 J1リーグは1日、第25節を各地で行った。エディオンスタジアム広島では首位に立つサンフレッチェ広島と7位の鹿島アントラーズが対戦し、広島が3-1で勝利。2連勝とした。一方、鹿島は4試合ぶりの黒星を喫した。

 広島は前節・C大阪戦(1-0)と同じ11人を送り込み、日本代表に初招集されたDF佐々木翔らがスタメン入りした。28日にホームで行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で天津権健を2-0で下した鹿島は、中3日での試合となったが、先発1人の変更にとどめ、DF内田篤人に代わってDF西大伍が起用された。

 入りが良かったのは広島だったが、先制点は鹿島に生まれる。前半15分、自陣ハーフェーライン付近でFW鈴木優磨がボールをおさめ、FWセルジーニョがドリブルで中央を突破。並走していた鈴木がPA左から中央へ折り返し、セルジーニョが難なく右足で流し込んだ。

 だが、広島がすぐさま同点に追いつく。前半29分、PA右角あたりでFKを獲得すると、キッカーの柴崎が柔らかいクロスを上げる。これをFWパトリックが打点の高いヘッドで合わせて1-1。試合を振り出しに戻すと、43分にはFKからこぼれたボールをMF青山敏弘がダイレクトでゴール前に送り、GKクォン・スンテが弾いたボールを佐々木が左足で押し込み、2-1と逆転した。

 佐々木の今季3点目により前半を1点リードで折り返した広島は、後半5分に追加点。FW渡大生のパスをセンターサークル内で受けたパトリックが縦に仕掛け、DF犬飼智也をかわしてGKと1対1の状況に。相手DFが懸命に戻る中、パトリックが冷静に右足で流し込み、3-1。いい時間帯にリードを広げた。

 痛恨の失点を喫した鹿島は後半9分にチャンスが訪れる。PA右脇からDF西大伍がファーサイドにクロスを送り、味方が中央に落としたボールをセルジーニョが体をひねりながら難しい体勢でシュートを放つ。しかし、惜しくも右ポストに阻まれ、反撃の一撃とはならなかった。

 鹿島は後半15分にMF安部裕葵、26分にはFW金森健志を投入。直後にPA右脇から西がシュート性のクロスを送り、鈴木がバイシクルシュートを放つが、わずかに枠を外れてしまう。最後の交代カードでDF内田篤人を入れ、攻勢を強めたが、後半はゴールネットを揺らせなかった。試合は広島が3-1で勝利。首位をキープした。

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