beacon

酒井宏が今季初アシスト!マルセイユはモナコとの大一番を逆転勝利で制す

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF酒井宏樹が今季初アシスト

[9.2 リーグ1第4節 モナコ2-3マルセイユ]

 フランス・リーグアンは2日に第4節を行い、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは敵地でモナコと対戦し、3ー2で勝利した。前節は出番が来なかった酒井は2試合ぶりにフル出場。後半29分にはチーム2点目をアシストした。

 開幕3試合で1勝1敗1分のマルセイユは、前節からメンバーを3人変更。酒井とFWコスタス・ミトログルが先発で起用され、ローマから加入したMFケビン・ストロートマンが中盤に配置された。今までボランチの位置での起用が多かったMFルイス・グスタボはDFアディル・ラミとともに最終ラインで起用されて、4-2-3-1の布陣でトップ下にはMFディミトリ・パイェが配置されている。

 前半から攻め手に出るマルセイユだが、スコアが動いたのは前半終了間際。前半アディショナルタイム1分過ぎ、左サイドのMFルーカス・オカンポスのクロスは相手DFにはじかれるが、右サイドにこぼれたボールを素早く詰めた酒井がタッチする。拾ったパイェが右サイドから大きくクロスを上げると、ミトログルが強烈なヘディングシュートを叩き込み、先制に成功する。

 マルセイユは1-0で前半を折り返すが、後半開始早々から立て続けに失点を許す。後半3分、最終ラインのラミがGKヨアン・プレにバックパスをしようとするが、蹴り損なってしまい、FWラダメル・ファルカオにカットされる。PA内に進入したファルカオにプレをかわされてシュートを打たれるが、カバーに入ったラミがブロック。しかしMFユーリ・ティーレマンスに押し込まれ、1-1の同点にされてしまう。

 マルセイユは後半8分、左サイドからクロスを放たれるとPA内のラミがブロック。しかしこぼれたところをファルカオに押し込まれ、あっという間に1-2と逆転を許してしまう。流れを変えたいマルセイユは後半17分にMFブナ・サールに代えてMFフロリアン・トバンを投入する。

 するとマルセイユは後半29分、酒井を起点に再び試合を振り出しに戻す。トバンが相手を引き付けながら右サイドでフリーになった酒井にパス。冷静にボールを運ぶ酒井がPA内に折り返し、走り込んだトバンがダイレクトで合わせ、ゴールに突き刺した。

 2-2としたマルセイユは後半43分にパイェに代えてFWバレール・ジェルマンを投入。すると、同45分にトバンが左CKを放ち、ニアに走り込んだジェルマンが頭で合わせ、相手GKがセーブするもボールはそのままゴールへ。一時は逆転を許したマルセイユだが、終盤に勢いを取り戻し、3-2で再逆転勝利を飾った。

●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2018-19特集

TOP