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「すごく幸せな気分」 キレキレ中島翔哉、“リオ五輪組”弾に感慨ひとしお

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果敢なドリブル突破を連発していたMF中島翔哉

[9.11 キリンチャレンジカップ 日本3-0コスタリカ 吹田S]

「やっていて楽しかったし、すごく幸せな気分でした」――。日本代表の新10番を担うMF中島翔哉は、新体制初陣となったキリンチャレンジカップ・コスタリカ戦で目覚ましいパフォーマンスを披露した。

 森保一監督が就任し、最初の対外試合となったキリンチャレンジカップ。「サッカーでは特別な番号」(中島)を背負うことが決まった24歳は合宿を通じて、とある言葉を繰り返していた。

「楽しくプレーするだけ」。

 ロシアW杯では大会直前にメンバー落ちし、報道陣から当時の悔しさを掘り下げるような質問も相次いだが、そのたびに「そういうのはありません」と返答。目の前の試合で楽しむことに照準を合わせてきた。

 そうして迎えた初戦、先発出場の中島は左サイドハーフのポジションで躍動した。序盤から積極的にドリブル突破をしかけ、相手守備陣を何度も翻弄。崩しのアイデアに欠いた前半は、ほとんどのチャンスが10番から生まれていた。

「特に何かを考えてプレーしているわけではないけど、サッカーはゴールを奪うスポーツなので、積極的にゴールを狙っていった。それを求められてここに来ているんだと思う」。

 指揮官は招集当初から選手に「スペシャルなモノを出してほしい」と伝えていたが、見事に要求に応えた形。また前半16分、自身の右CKから先制点を導くと、後半21分には2点目の起点にもなり、チームの勝利にも大きく貢献した。

 中島にとって、MF遠藤航とFW南野拓実が絡んだ2点目には特別な思いがあったという。「オリンピックでずっとやってきた選手たちだったので、どういうプレーをするか分かっていた。自然と良いプレーができた」。リオ五輪代表戦士たちで奪った得点には喜びもひとしおだったようだ。

 2列目のポジションには今回招集外のロシアW杯主力組にも強力な選手が並び、今後のレギュラー争いは過熱必至。だが、新世代の10番は「楽しくサッカーができれば良い」とライバル意識はない。「他にも良い選手はたくさんいるので、成長して次に入れるように頑張りたい」と淡々と意気込みを述べた。

(取材・文 竹内達也)

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