beacon

仙台がシュート0本のままOG決勝点の珍事…FC東京は同カード今季4連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

オウンゴールを誘発した仙台FW阿部拓馬

[9.15 J1第26節 仙台 1-0 FC東京 ユアスタ]

 暫定7位のベガルタ仙台がホームで同3位のFC東京を1-0で下した。後半5分に決まった相手のオウンゴールが決勝点。ルヴァン杯を含めて今季の同対戦4連勝を飾り、リーグ戦でもホーム4連勝とした。

 敵地に乗り込んだFC東京は前からの激しいプレッシングで仙台を押し込み続ける。前半15分、GKシュミット・ダニエルのクリアボールを左サイドで拾ったFW永井謙佑がMF高萩洋次郎に預け、高萩がタイミングを図りながら右足を強振。しかし、強烈なシュートは左ポストを叩く。

 前半23分にはFWディエゴ・オリヴェイラが高い位置でのインターセプトからそのままPA内左に持ち込み、左足でシュートを放つも、DFをかすめてゴール左外へ。チャンスを仕留め切れず、0-0でハーフタイムを迎えた。

 劣勢の仙台は前半のシュート数がゼロ。だが、後半5分にラッキーな形で先制に成功する。カウンターからFW野津田岳人のパスを受けたFW阿部拓馬がPA内右から右足でグラウンダーのクロス。MF東慶悟がクリアしようと左足に当てると、そのボールがゴール右に転がり込み、シュートを1本も打たずにスコアを動かした。

 仙台は先制後にペースを握り、徐々にシュート数を増やしていく。FC東京は後半21分、MF大森晃太郎に代えてFW富樫敬真、永井に代えてFWリンスを投入する2枚替えを敢行。しかし、前半ほどチャンスを作ることはできず、3試合ぶりの黒星で6戦勝ちなし(2分4敗)となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第26節2日目 スコア速報

TOP