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武藤所属ニューカッスルは6戦未勝利、指揮官が嘆き「オーナーがゴールを決めてくれるなら…」

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武藤嘉紀はこの日もベンチスタートだった

 ニューカッスルラファエル・ベニテス監督は、オーナーが得点という形でチームを助けてくれればそれに越したことはないと冗談交じりに話した。

 22日に行われたプレミアリーグ第6節で、ニューカッスルは敵地でクリスタル・パレスと対戦。ここまでリーグ戦5試合で未勝利のチームはゴールが遠く、0-0のスコアレスドローで試合を終えた。FW武藤嘉紀は81分から出場したが、ゴールに絡むことはできなかった。

 リーグ戦の未勝利試合が6試合に伸びたニューカッスルに対して、以前からサポーターはオーナーのマイク・アシュリー氏がチームの構築に協力的でないと非難。実際にアシュリー氏は、補強に多くの予算を掛けず、移籍市場閉幕後に別事業に多額の投資を行い、火に油を注ぐ形となってしまった。今夏の補強もローンやフリーで獲得した選手が大半で、ここまで新天地で5ゴールのFWアレクサンドル・ミトロビッチを売却せざるを得なかったなど、ベニテス監督も予算の少なさを嘆いていた。

 そして、クリスタル・パレス戦後の会見でアシュリー氏との関係について問われたベニテス監督は「オーナーがチームを支えてくれるならオーケーだ。それにオーナーがピッチに立って、2ゴールを決めてくれるならなおさら良い」と冗談交じりに回答した。

 さらに、またしても勝利を逃して一戦についても振り返った。「2つの大きなチャンスを逃してしまった。この場面でもっと上手くやらなければならなかった。得点を奪えていれば試合は完全に変わっていただろう」

 また、この試合で怒ったニューカッスルサポーターの1人がボトルを投げつけ、クリスタル・パレスの選手に当たったことについても言及。全サポーターが結果に怒りを憶えているのではないかと問われ「ここに3000人ほどのファンがやって来て、1人が過ちを犯したが、他のファンはファンタスティックだった。プレミアリーグで戦うためにはこのような彼らのサポートが必要だ」と答えている。

 ニューカッスルは今シーズン初勝利を掛けて、29日にホームでレスター・シティと対戦する。

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