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戸嶋とのパス交換からターレスがV弾!岡山に競り勝った新潟が4連勝

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[9.29 J2第35節 岡山1-2新潟 Cスタ]

 J2リーグは29日、第35節を行った。シティライトスタジアムではファジアーノ岡山アルビレックス新潟が対戦し、新潟が2-1で勝利。4連勝を飾った。一方の岡山は2連敗を喫した。

 22日の甲府戦を0-2で落とし、3戦未勝利(1分2敗)の岡山は、先発5人を変更。ゴールをGK金山隼樹が守り、DF久保飛翔とMF澤口雅彦、MF関戸健二、FW齊藤和樹を起用した。前節・水戸を1-0で下して今季初の3連勝を飾った新潟は、先発を入れ替えず4連勝を目指した。

 新潟は前半2分、左サイドで獲得したFKからFW河田篤秀が右足で蹴り込むと、インスイングのボールがゴール方向に飛んだが、GK金山隼樹に弾き出される。それでも、これで得た右CKからMF加藤大が右足でクロスを入れ、フリーで飛び込んだDF広瀬健太がヘディングシュートを叩き込み、1-0。新潟が幸先よく先制に成功した。

 反撃に出る岡山は、前半9分に左サイドでFW仲間隼斗の落としを受けたMF三村真がダイレクトでクロスを入れると、フリーで走り込んだDF喜山康平がヘディングシュートを放つがクロスバー上に外れる。14分には、インターセプトから右サイドのMF澤口雅彦が素早くクロスを上げ、MF上田康太がフリーでヘディングシュート。同点のチャンスだったが、枠を捉えきれなかった。

 追加点が欲しい新潟は後半15分、河田に代えてFW矢野貴章を投入。17分には、ドリブルでボールを運んだMF渡邉新太がPA左へ出したパスをFW田中達也がダイレクトで右足を振り抜く。しかし、コースが甘く、GK金山隼樹に阻まれた。

 後半18分にFW赤嶺真吾とFWジョン・チュングンを入れた岡山は、27分に左サイドから三村がグラウンダーのクロスを喜山が左足で合わせたが、GKアレックス・ムラーリャがファインセーブ。それでも30分、右サイドのクロスから赤嶺が放ったヘディングシュートはGKムラーリャに止められたが、こぼれ球をジョン・チュングンが回収し、PA右から中央へ折り返す。これを仲間が右足で押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 後半36分、新潟は渡邉新をFWターレスに、岡山は澤口をMF伊藤大介に代え、互いに最後の交代カードを切った。試合は岡山ペースで進んでいたが、決勝点は新潟に生まれた。44分、左サイドから中央に切れ込んだターレスがPA左に走り込んだMF戸嶋祥郎にヒールパス。戸嶋がマイナスに折り返すと、ターレスが右足で押し込み、新潟が2-1で競り勝った。

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