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D・コスタが告白「アトレティコに復帰できなかったらブラジルに帰っていた」

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アトレティコに復帰したFWジエゴ・コスタ

 昨季にチェルシーからアトレティコ・マドリーに復帰したFWジエゴ・コスタだが、アトレティコ以外に移籍する考えはなかったようだ。

 昨夏、当時にチェルシーを率いていたアントニオ・コンテ監督から戦力外通告のメールが届き、古巣アトレティコに復帰するべく動き出したD・コスタ。チェルシーのプレシーズンに参加せず母国ブラジルにとどまって事態が解決するのを見守り、結局チェルシーが折れる形で9月に21日にアトレティコ復帰が決まった。

 D・コスタはスペイン『マルカ』とのインタビューで、この移籍劇について振り返った。スペイン代表FWは、もしアトレティコに復帰できなかった場合には、そのままブラジルにとどまる考えであったことを明かしている。

「かなり厳しい時期だったが、自分の責任ではないんだ。人々は色々なことを話していたけど、結局、時間が解決することになった。チェルシーの振る舞いがひどかったために、悪い形で退団することになってしまった」

「チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)はもっと直接的で、望まない選手の退団を難しくすることはない。でも、あそこ(チェルシー)は逆だった。タイトルを獲得した後、自分はいらないというメッセージを送りつけられた。そしてアトレティコ復帰の可能性が浮上すると、彼ら(チェルシー)はBチームと一緒に練習しろと言ってきた……」

「ほかにもオファーを受け取っていたが、自分にはアトレティコに戻るという明確な意思があった。そうならなかったら、ブラジルで自分の家族と一緒に生活し続けただろう。金では買えない価値というものがあるんだ」

 その一方で、バルセロナから誘われながらもアトレティコ残留を決めたFWアントワーヌ・グリーズマンにも触れている。

「僕の身に起きたように、周囲には『変化』が必要だと言ってくる人間もいる。でも彼は心からここに残ることを望んだ。もちろん、バルサからのオファーは重要なものだ。メッシやバルセロナというクラブのことを考えれば……、期待が膨らむのは当たり前だろう。だけどアトレティコもビッグクラブであり、彼はここのリーダーなんだよ」

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