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W杯組の原口がダメ押し演出、新生日本代表に刺激「若いパワーを感じる」

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W杯組のMF原口元気

[10.12 キリンチャレンジカップ 日本3-0パナマ デンカS]

 ワールドカップ組との融合が、日本代表を力強くする。森保ジャパン初合流後、即先発復帰となったMF原口元気は、後半40分のオウンゴールにつながるスルーパスを出すなど、存在感をみせた。

「僕にとっても前回招集されなかったので、新しいスタートだった。競争は始まっているので、しっかりとしたプレーをしないといけないと思っていた」

 ワールドカップ後の新シーズン、複数の選手が出場機会に苦しむ中で、原口もリーグ戦の先発はわずか1試合、合計4試合の出場にとどまっていた。

 しかし日本代表に復帰した原口は、持ち味を存分に発揮。キレのあるドリブル突破を随所に披露すると、フル出場で森保ジャパンを連勝に導いた。

「戦うという部分は僕のベース。今日もそこは出来たが、もっと得点に絡んでいきたい」

 この日は東京五輪世代のDF冨安健洋が初先発。FW北川航也が日本代表デビューを飾るなど、若手の台頭が著しい。「すごいパワーを感じますし、若いパワーを感じる。僕らも負けていられない」と力に変えた原口もまだ27歳。「経験したものもあるし、僕にしかできないこともある。僕自身、常に100%でチームを助けられるようにしたい」。ニューリーダーとしての自覚を胸に、新生・日本代表をけん引する。

●アジアカップ2019特設ページ

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