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主将交代の青山敏弘、麻也からの“お伺い”があったことを明かす「意欲的だと思った」

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試合翌日のトレーニングで笑顔を見せる日本代表MF青山敏弘

 リーダーの引き継ぎは完了したようだ。キリンチャレンジ杯・パナマ戦(○3-0)から一夜明けた13日、日本代表MF青山敏弘が練習後の取材に応じ、試合前に新キャプテンのDF吉田麻也から質問を受けていたことを明かした。

 9月合宿では森保ジャパンの初代キャプテンに任命された青山だったが、10月合宿ではロシアW杯で主力を担っていたDF吉田麻也に交代。だが、11日のトレーニング後には、両者の情報共有は「まったくない」と述べていた。

 ところがパナマ戦の試合前、吉田が青山のもとを訪ね、試合に向けた雰囲気作りについて尋ねたという。「前回のことを気にしてくれていて、新しい監督の新しいやり方をみんなに伝えてくれる。彼から話しに来てくれたので意欲的だと思った」。

 パナマ戦では吉田が出場しなかったため、青山が引き続きゲームキャプテンを務め、豊富な運動量と持ち味の縦パスで存在感を発揮。これには森保一監督も「『どんな状況でも良く続けてくれた。広島でもこれを続けろ』と言ってくれた」(青山)と好感触だったようだ。

 3日後に控えるウルグアイ戦では、9月合宿で高いパフォーマンスを披露したMF中島翔哉らに加え、パナマ戦で出場しなかったロシアW杯主力組も出場予定。「新しい選手が入ってどこまでできるか、次が勝負だと思っている。あと(練習が)2日間あるので高めていきたい」とまっすぐに意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)

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