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元インテルFWミリート氏、均衡したミラノダービーを予想「集中力と根性が必要」

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今季初のミラノダービーが21日に行われる

 現役時代、インテルなどで活躍した元アルゼンチン代表のディエゴ・ミリート氏が、18日付のイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣インテルやアルゼンチンについて語った。

 ミリート氏の古巣であるインテルは21日、セリエA第9節でミランとのミラノダービーへ挑む。現役時代に何度も経験したダービーについて、以下のように語った。

「ダービーはこれまでと同様に均衡した試合になるだろう。特別で唯一無二の試合だ。勝つためには、洗練されたクオリティというより、集中力、そして根性が必要になる。細かい部分が結果を分けることになるだろう」

ラウタロ・マルティネスがキーマンになることを願っている。彼のことは知っているが、素晴らしい若者だ。向こう(ミラン)にも素晴らしい選手はいるが、インテルの勝利を願っている。インテルは集中していなければ、ミランに止められてしまう可能性がある。ミランの中で最も恐るべき選手を挙げるとしたら、(ゴンサロ)イグアインやスソだろう」

 続いてミリート氏は、母国アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏に言及。ナポリ時代のマラドーナ氏に憧れていたことを明かした。

「私にとってイタリアのカルチョとは、ナポリとマラドーナだった。日曜日の朝になると、地域の皆でテレビの前に集まって、マラドーナのナポリを観戦した。彼は僕たちにとって遠く離れたアイドル、伝説だったよ。代表監督となった彼から指導を受けたときは感激したよ。幸せな経験だった」

 アルゼンチンが生んだもう1人の天才FWリオネル・メッシとは、アルゼンチン代表の同僚として共にプレーしたミリート氏。現在は代表から遠ざかってるメッシに対し、「まだできるはず」とコメントしている。

「サッカー史上、絶対的な2人の王者がアルゼンチン人であることは幸運だ。残念ながらメッシは並外れた選手でありながら、(代表で)優勝することはできなかった。私は彼と一緒にプレーし、ピッチでの彼のプレーを見ることができて幸運だった。彼はまだ代表でプレーできるはずであり、これからタイトルを獲得してくれることを願っている」

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